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パノラマドローンの編集

パノラマカメラの利点は360度を撮影できることにありますが、
デメリットとしては編集時のデータの重さです。
Insta360 ONE Rで5.7Kと、スムーズな編集とはなかなか行きません。
(※写真はInsta360 Pro 2です)

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いくら360度を撮影していても実際に使用できるカットや、
安定してブレのないカットというのは一部に過ぎません。

VR利用を前提としなければ、それを逆手に取って、
とりあえず360度で撮影しておき、編集上で水平移動や垂直移動、
および回転のキーフレームを打ってアクロバティックな画作りを実現できます。

実際、FPVのように地面や物体スレスレでフライトできれば、
それに越したことはありません。しかし、安全面や確実性を取るならば、
360度全体から有用な個所を編集時に吸い取る方が良いという考えに落ち着きました。

4KデータからFHDだけを切り出してスタビライズする、といった考えと
多少は似ているかもしれません。
被写体の動きが読めないときは特にバックアップも兼ねて余裕を持ちたいところです。